先日実家に帰った折、帰り際に母が12079564_1002770803145073_4954637063252075710_n
「あんた、これどうすんの?」と
差し出したのがこれ・・・・

父が亡くなったときに、
大量の酒類を処分したり、
もらってもらったりしたのですが
これだけ残していたのを忘れていました。

50年はならないけど・・・と書いてて
自分の年齢が信じられませんが^^;


「美幸へ
あなたが生まれた日に
友人からもらったものです」と
懐かしい父の字で書かれたメモ

たぶん1ドル360円の時代
当時はかなり高価だったと思われるブランデー

父はどんな気持ちで
このメモを書いたんだろう・・・
そして、どんなシュチュエーションを12140798_1002770773145076_1377103865891655286_n
想像してこれを保管していたんだろう・・・

いつか二人で飲むことを想像してたんだろうか?

今の時代の親子関係とはかけ離れた
かなりひどい父子の関係だった。
そして、その父と私の間に立って
何度となく泣いていた母・・・

今さらこの年で親のせいにするつもりもないけど
私が子供を持たない選択をしたもの
多かれ少なかれ、このことが影響してるかな、とも思う。

箱に入っていなくて、ラベルは
ちょっとヨレヨレになってるけど、
お酒を扱うプロとして
古酒をチェックするのは
封と液面の高さ。

これはブランデーなので、
キャップの中はコルク
この液面だと保存は良好12143166_1002770789811741_719206777190055295_n

あまり知られていないが12096230_1002770816478405_3672517960049467895_n
ワインと同じように
蒸留酒もゆっくりながら瓶熟する。

50年足らずの熟成期間を経た
このブランデーはどんな味がするのだろう。

秋の夜長、ゆっくり一人で
グラスを傾けてみるのも
いいかもしれない・・・


きっと、父への気持ちも

年月を経て、角が取れ
丸くなっているのかな・・・

そして、実家を出る前に母が一言12074773_1002770759811744_8615208642814310084_n
「来年の春は、お父さんの13回忌だから」と・・・

そのときまで封を切るか、切るまいか

このブランデー自身は
だれに飲んで欲しくて
今まで待っていたのだろうか・・・